和香牡丹 八蝶 山田錦 720ml
和香牡丹の伝統的な日本酒造りを継承し醸造設備や技術の向上と共に、お米の品種の特徴を引き出す最大の醸造は何かを追及した商品です。「八蝶」は、牡丹の花びらに羽ばたく4対の蝶の意味。
①オオルリシジミ:大分県で確認された九州亜種【オリジナル性】
②アサギマダラ:渡り蝶【世界に羽ばたく】
③オオムラサキ:日本の国蝶【日本代表】
④モンシロチョウ:誰もが知っている蝶【広く認知される】
2,147円 希望小売価格(税込)
酒質
ほのかなバナナのような香り、搾りたて原酒ならではの微発泡感が感じられ、旨味としっかりとした酸味が後味を引き締めます。
技術
酒米の王様である兵庫県産山田錦の特徴を活かすには、上品な甘みと雑味は少なく味わい深いお酒に仕上がる事が重要です。麹の破精込は、総破精気味の突き破精(目指すは半々)になるように造り上げ、低温で長期発酵させる事で酸味を抑え米の旨味を引き出しながらアルコール度数15%で搾りました 。
充填打栓後にパストライザー火入れを行いフレッシュな風味を閉じ込めた日本酒です。
ロット
■本ロットの特徴・こだわりポイント
【原料・原料処理について】
洗米は大吟醸で行う「手洗い」方式を用いることにより、米が割れないよう丁寧に洗米し、水の吸い具合を見極め。
麹用米の浸漬水分を132%に設定し、程よい甘みが表現できる麹に仕上げた。
掛米も同様に水分を132%に設定し、三段目の留仕込みの分のみ131.5%と少し調整したことで
麹による米の溶解とモロミの糖濃度を最適化し、酵母の発酵を調整。
【発酵について】
使用「きょうかい601号」酵母は発酵が旺盛なため、後半の管理温度を5℃まで下げることで
発酵を落ち着かせるとともに吟醸香の生成を促した。
お米の状態から発酵25日目に上槽を行い、より軽快でシャープな味わいに仕上げた
■テイスティングコメント(2024年11月)
透明でやや青みがかったクリスタルな色調。香りは穏やかで、バナナ様の香りが感じられます。口に含むと山田錦由来のきれいで上品な甘さと、ラムネのような爽快で軽快な味わいが広がります。また酸味もしっかり感じられることから、食事と一緒に楽しむことができるタイプのお酒に仕上がっています。
タイやヒラメのお刺身やカルパッチョ、鶏肉のソテーなど、適度に脂ののった食事とのバランスが良く、常温や冷やした状態で、ワイングラスや口の細い酒器で飲むとついつい飲みすぎてしまう、そんなお酒です。