和香牡丹 宵花 720ml
「宵花」とは、夜空に花開く牡丹の花火。レトロなドット調のデザインの懐かしさとは異なり、様々な醸造技術の融合で斬新な日本酒の味わいをお届けする商品です。
2,200円 希望小売価格(税込)
酒質
日本酒の概念を飛び越える酒質をコンセプトに開発。日本酒でありながら果実やフルーツの風味が豊かで、ワイン感覚で楽しめるモダン系酒質
ストーリー
日本酒の味わいは、醸造技術が多大に影響します。伝統的に親しみのある日本酒は米の旨味を感じるように低い酸度とし、雑味と旨味のバランスをうまく引き出す醸造が基本となっていました。伝統的な日本酒の思考から飛び出し、味わい5味(甘味、酸味、苦味、塩味、旨味)をバランス良く醸造で引き出し、仕上げることができるか?との思いから始まりました。穀物を思わせる香りではなく果実を連想させるフルーティーな風味が感じられ、今までにない味わいの日本酒にチャレンジしている商品です。
ロット
■本ロットの特徴・こだわりポイント
【原料・原料処理について】
米…2023年度産の契約栽培米、安心院町大見尾(あじむまちおおみお)産ヒノヒカリ1等米を100%使用し
浸漬水分を131~132%にすることで、発酵と味わいを調整。
麹…本ロットの最も大きな特徴は、焼酎製造で使用する白麹を使用した点。
麹一粒に多くのクエン酸を含んだものをふんだんに使用。
酵母…果物様の香りを多量に生成する「きょうかい1801号」酵母を選択し、白麹と組み合わせることによって
パイナップルやリンゴ、キウイフルーツを思わせる香りや味わいを表現。
【発酵について】
通常のモロミ発酵の間に麹を計6回(7,8,9,10, 12, 28日目)に分け添加することで、
キレのある酸味を表現し、酸味と甘みを蔵人がテイスティングを重ね、緻密に発酵管理を行った。
■テイスティングコメント(2024年11月)
艶やかで澄んだ青みがかったやや淡い黄色。香りはパイナップルや、リンゴ様のフルーティーな香りが感じられます。口に含むとパイナップルのような酸味と共に、甘みが心地よく、グレープフルーツのような苦味がほのかに感じられます。余韻は長く、果実を食べているようなジューシーな味わいが印象的です。
料理とのペアリングは、酸味を活かしたマリネやカルパッチョ、トマトソースのパスタやピザがおすすめです。冷やしてワイングラスでお楽しみください。