和香牡丹 天衣 スパークリング 720ml
焼酎、ワインで培った醸造技術と日本酒の技術を融合して生まれた、瓶内二次発酵のスパークリングSAKEです。
¥3,500 希望小売価格(税込)
アルコール度数:11度以上12度未満
容量:720ml
酒質
瓶内二次発酵によるきめ細やかな泡立ち、青リンゴ、洋ナシ、白桃等の果実、炊き立ての米、ヨーグルトやマッシュルーム様の香りが複雑に感じられ、口中でクリームのような泡立ちと、しっかりとした酸味が余韻を引き締め、すっきりとした飲み心地のやや辛口のスパークリングSAKEです。
技術
リンゴ酸高生産酵母や焼酎造りで使用される白麹を用い、酸味をしっかりと感じられる酒質に仕上げました。しっかりと瓶内二次発酵を行い、オリを抜くことで、きめ細やかでハツラツとした発泡感がある日本酒に仕上げました。
ストーリー
日本酒の愉しみ方を広げるため、以前より生産していた微発泡性純米スパークリングの製造技術に、2006年から生産している安心院スパークリングワインの醸造技術、酒質のコントロールには本格焼酎「いいちこ」で培った麹造りの技術を取り込んで生産を2023年に開始しました。
ロット
このロットは、酵母や原料由来のオリが浮遊(沈殿)していますが品質には問題ありません。
※瓶内二次発酵を活性化させるためオリを増加させたこと、さらに酵母などの旨味を残すためうす濁りの状態でオリ抜きを行っています。
■本ロットの特徴・こだわりポイント
【原料・原料処理について】
お米の溶けを良くする為に浸漬水分は前回の132%より、1%程度高く設定。
【発酵について】
○一次発酵
米の溶けが良く酵母の活性も上がった為、追水は若干少なくした。
発酵初期の酵母活性を強くするため、発酵期間は18日間(1日多く)保持し、発酵初期の酵母活性を強めにし
後半低温(11度)で発酵を継続させる事で果実香を引き出すことを目指した。
また、麹の出麹酸度を上げることで商品の酸度を高め後味のキレをよくした。
○二次発酵(瓶内)
よりガス圧を上げる目的で104日間かけて発酵を定温(17度)で実施。
■テイスティングコメント(2024年9月)
瓶内二次発酵によるきめ細やかでクリーミーな泡立ち、淡い濁りと黄色がかった色調。口に含むと青りんごや柑橘系の香りの中にヨーグルト様の香りが口に広がり、ハツラツとした酸味やコクがワインやシードルを連想させる。
ペアリングはカプレーゼ、生ハムとメロンのような前菜や鶏肉のソテーなどの料理がおすすめです。カプレーゼはモッツァレラチーズのミルキーな旨みとバジルの爽やかさが、お酒の甘みと見事に調和します。生ハムとメロンは生ハムの塩気とメロンの甘みが、お酒の複雑な味わいを引き立てます。鶏肉のソテーは鶏肉の柔らかでジューシーな肉質の味わいが、お酒の爽やかな酸味と絶妙なバランスです。その他、濃厚なチーズ(ブルーチーズ、ウォッシュタイプ等)、酸味のあるフルーツ(いちご、キウイ等)もおすすめです。