三和酒類のふるさと、大分県宇佐市。1958年の創業以来、自然の恵み豊かなこの地で三和酒類は日本酒や焼酎などの酒づくりを続けてきました。それから60年余り。私たちが酒づくりの中でずっと大切にしてきたのは、日本が世界に誇る「麹と発酵文化」でした。「宇佐から、世界へ『麹と発酵』の魅力を伝えたい」。2022年5月、旧本社跡地に宇佐の気候風土が育んだ酒づくりや麹と発酵文化を体験できる施設「辛島 虚空乃蔵」をオープンしました。
大分県宇佐市は、良質な地下水と宇佐平野で収穫される米や麦に恵まれていたため、古くから酒づくりが盛んに行われていました。この酒づくりに適した風土を活かし、宇佐市は2020年3月、全国で初となる清酒醸造体験を通して地域の活性化を図る通称・清酒特区※「宇佐のうまい酒 製造体験特区」に認定されました。
辛島 虚空乃蔵では、宇佐で培ってきた酒づくり文化を伝える体験を通して、宇佐市の魅力発信に努めています。
※特区における清酒の製造体験のための酒税法の特別措置