environmental activities

地域社会とのつながり

三和酒類では、地域社会と人々のつながりを大切にし、豊かで持続可能な社会を実現するため社会課題の解決に積極的に取り組んでいます。このことは、三和酒類が展開する事業の持続的な発展にも寄与すると考えています。
これからも三和酒類らしい活動を推進し、地域社会に愛され続ける企業を目指します。

海岸のゴミを集める三和酒類従業員

「ビーチクリーンアップin長洲」に参加

2024年4月、宇佐市の長洲海岸で開催された「第52回ビーチクリーンアップin長洲」(主催:長洲アーバンデザイン会議/ビーチクリーンアップ実行委員会)に三和酒類の従業員とその子どもたち合わせて50人が清掃ボランティアとして参加しました。
三和酒類は、20年以上参加を続けており、身近な地域のごみ課題を考えるきっかけにもなっています。当日は約160キロのごみが集められて、現在課題となっている海洋汚染の予防にも寄与することができました。

「ビーチクリーンアップin長洲」は、三和酒類における環境活動のシンボリックな取り組みになっています。
参加する従業員からは、毎年多様な意見や感想が多く寄せられています。

  • 最初はゴミ拾いの感覚で参加していたが、近年は環境問題、社会課題について考えるきっかけになりました。
  • 従業員の子どもや地域の野球チームの子どもたちも誘って参加していて、次世代教育の場にもなっているとても良い機会だと思います。
  • この活動が社内でも定着してきて、環境課題だけでなく高齢化等の地域の課題の気づきの場にもなりました。
  • 海洋汚染について生活ごみの他漁具汚染もあることをあらためて知ることができました。
  • 三和酒類もパックやカップの製品を製造・販売しているので、ゴミにすることなく、リサイクルも更に進める必要があると感じました。

麦の学校

宇佐平野は、大分県でも最大の麦の生産地です。収穫された麦は、パンや麺類をはじめ、飴、味噌、醤油、大分麦焼酎「西の星」などに幅広く利用されており、郷土の産業や食文化を支える重要な地域資源となっています。こうした宇佐特有の麦の文化を次世代につなぐ教育や食育の一環として、市内の小学生を対象に始まったのが「麦の学校」です。
2009年からの14年間で、延べ21校、435名の児童が参加しています。(主催:宇佐市、協力:三和酒類)
小学校近くの畑を借りて、指導を仰ぎながら子どもたち自身が種まきから収穫までを行います。また、地元産の麦を使う食品工場の見学や自分たちで育てた麦を使って調理実習を行うなど、郷土の麦文化を麦の成長とともに1年かけて学ぶ地域でも好評の体験型学習です。
三和酒類は、これからも地域の子どもたちとともに宇佐の麦文化を継承し、次世代の人財育成に取り組んでいきます。

麦刈りをたのしむ小学生

宇佐産業科学高校グリーン環境科とのプロジェクト推進

宇佐産業科学高校グリーン環境科では、学校農場で様々な農業の学びを行っています。三和酒類では、「ニシノホシ栽培プロジェクト」として、焼酎原料麦栽培から、醸造学習まで一貫した取り組みの支援を行っています。
また、大麦発酵濃縮液を効果的に野菜栽培へ利用するための実証研究を共同で行うなど、地域の農業に関わる学生との協業を進めています。

地域のお祭り・行事

宇佐市にある宇佐神宮は神輿発祥の地とされており、7月31日、8月1日、2日に「御神幸祭(夏越祭り)」が開催され、三和酒類の従業員有志が神輿パレードに参加しています。
また、冬の風物詩として親しまれている「どんど焼き」は、毎年1月末日から2月初めにかけて宇佐市各地区で行われ、多くの当社従業員が参加しています。

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